Zabbix2.2 の Web監視を使って定期的なWebシナリオ監視を設定

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Zabbixには「Web監視」(ウェブ監視)という機能があり、Webサイトの稼働を様々な視点で定期的にチェックできます。

システム監視を行う際に、エンドユーザー視点でWebサイトが機能している事を監視できる便利な機能です。

zabbix-webwatch

Web監視の機能

以下のような機能があり、すべてWebブラウザから設定できます。

  • 指定したWebページの応答コードを監視できる
  • 指定したWebページに表示される文字列を監視できる
  • 複数のWebページをステップとしてまとめて、一つのシナリオとして監視できる
  • シナリオを実行するユーザーエージェントの指定ができる
  • 監視するWebページに対して、GETやPOSTでの変数設定ができる

一覧のWeb操作をシナリオとして定義設定して監視できますので、Webシナリオ監視的な感じで利用できます。

シナリオ例

当社のラボサイトをWeb監視を使って監視してみます。ログイン認証機能がありますので、一連のログイン処理を監視する事とします。

labsite-login-form

次のようなシナリオでWeb監視を設定する事にします。

  1. ログインフォームを表示(表示される文字列をチェック)
  2. 認証URLにログインアカウントとパスワードを送信
  3. 正常にログインできた事を確認(ログイン先URLに表示される文字列をチェック)
  4. 認証が必要なページの表示確認(文字列をチェック)
  5. ログアウト処理
  6. ログアウトしている事を確認(文字列をチェック)

このシナリオを例えば5分間隔で繰り返し実行する事によって、サイトの正常性を定期的に監視できる事になります。

設定の流れは以下のようになります。

1.Web監視の設定画面を表示

まず、「設定」ー「ホスト」画面から、Web監視を設定したいホストの「ウェブ」リンクをクリックします。

zabbix-host-web

上の赤丸の箇所です。リンク先の「ウェブ監視の設定」画面で「シナリオの作成」ボタンを押下します。

zabbix-scenario-buttom

すると、以下の「ウェブ監視の設定」画面が表示されます。

zabbix-webmonitor-form

2.シナリオ設定

表示画面で「シナリオ」タブと「ステップ」タブがありますが、まずは「シナリオ」タブで必要事項を設定する事にします。

「更新間隔」で監視を行う間隔、「エージェント」でユーザーエージェントの指定ができます。

3.ステップ設定

次に「ステップ」タブを表示します。「追加」リンクをクリックします。

zabbix-step-add

ステップの設定フォームは以下のような感じです。

zabbix-step-form

必要な分だけ、ステップを追加する事が出来ます。6個のステップを追加した際は以下のような表示になります。

zabbix-step-all

設定が終わったら、「保存」ボタンを押下します。

4.監視状態の確認

Web監視のステータスは「監視データ」ー「ウェブ」画面から確認できます。

zabbix-webmonitor-status

シナリオ名のリンク(上画像の赤丸)をクリックすると、ウェブ監視のステータス画面が開き、シナリオ実行結果としての各種データを確認できます。

zabbix-webmonitor-6step

Web監視が機能しており、監視対象サイト(弊社ラボサイト)が正常に稼働している事が確認できます。

以上、Zabbix 2.2 の Web監視を用いた設定例となります。便利な機能ですので、ぜひご利用をご検討されてはいかがでしょうか。