ファンブライト山下です。
前回の 国内におけるクラウドサービスの利用状況 の続きとなりますが、クラウドを利用していると回答した企業(全体の28.2%)における、クラウドサービスの利用内訳のグラフが以下です。
クラウドサービスの利用内訳
1番目の「ファイル保管・データ共有」が多いのは、GoogleDriveやSkyDrive(OneDrive)、DropBoxなどの導入数も含まれているのかなと思います。
6番目の「データバックアップ」もファイル保管と同類だと思われます。昨今のBCP対策の結果も含まれているでしょう。
公開されていませんが、更にブレークダウンした内訳データを見たいですね。
以下が数値データです。(平成24年末 n=582)
クラウドサービス | 割合(%) |
ファイル保管・データ共有 | 47.7 |
電子メール | 40.2 |
サーバー利用 | 38.2 |
社内情報共有・ポータル | 33.5 |
スケジュール共有 | 30 |
データバックアップ | 17.9 |
給与、財務会計、人事 | 15.7 |
営業支援 | 13.3 |
生産管理、物流管理、店舗管理 | 8.2 |
取引先との情報共有 | 7.7 |
受注販売 | 6.8 |
購買 | 5.2 |
プロジェクト管理 | 4.7 |
eラーニング | 4.6 |
システム開発、webサイト構築 | 3.3 |
認証システム | 2.8 |
課金・決済システム | 2.5 |
研究・開発関係 | 0.9 |
その他 | 8.5 |
(出典)総務省「平成24年通信利用動向調査」 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html
(参考)D3.js hierarchical bar chart http://mbostock.github.io/d3/talk/20111116/bar-hierarchy.html