温湿度センサ

エナジーハーベスト技術「EnOcean」に対応している温湿度センサです。電池がなくても動作します。

室内の温湿度をデータ化するセンサとして利用できます。

ケースの中身は、温度センサと湿度センサが入っています。

小型ソーラーパネルが付いており、室内の明かりで稼働します。室内光から得られる微弱エネルギー源から電力を生成し、その電力を用いて無線センサを動作させ、無線通信を行います。

無線センサは小型かつ軽量である為、両面テープなどで貼り付ける事が可能です。

センサ仕様(概要)

周期的な間隔で、測定した温度と湿度を送信します。

温度変化があまりない時は、平均1000秒間隔で温度・湿度データを送信します。

温度変化が大きい時は、より短い間隔(実測で約105秒程度)で温度・湿度データを送信します。

項目内容
電源小型ソーラーセルで給電
周波数928.35 MHz
データレート/変調方式125 kbps / FSK
エネルギー蓄電ゼロからのスタートアップ時間typ. < 2.5 min @ 400 lux, 25℃
暗闇@25℃での最初の動作時間typ. 4日(エネルギー蓄電が満杯の場合)
温度センサー測定範囲 0 – 40℃、分解能0.16K
湿度センサー測定範囲 0% – 100%、分解能0.4%
Teach-inボタンあり
寸法(STM429J)43mm x 16mm x 6mm (STM429Jのサイズ)
寸法(HSM100)18mm x 13mm(HSM100のサイズ)
動作温度-20 up to +60℃
上記は「STM431J」と「HSM100」の仕様です。

利用できるWebアプリ

一覧画面

利用できる一覧画面の例です。選択した温度センサの状態を表示する画面です。

以下の画像の一番したの項目が温湿度センサとなります。

一覧画面では以下の情報を確認できます。

  • 温度・湿度センサからデータが送信された日時
  • 温度・湿度センサの温度・湿度情報(文字情報)
  • 温度・湿度センサのデータをIoTゲートウェイ機器で受信した際のRSSI値
  • IoTゲートウェイ機器を経由してクラウド側で受信した日時

メール通知設定

無線センサの状態によって、メール通知を設定できます。

  • メール通知の有無(デフォルト:OFF)
  • 閾値設定(指定した低温度と高温度、低湿度と高湿度を、指定した回数分を連続して上回った場合、もしくは下回った場合に通知)
  • スケジュール(曜日指定で分単位での期間設定)
  • 通知先メールアドレス(アカウントに設定されているメールアドレス毎)

分析

期間を指定して、グラフ表示したり、CSVデータをダウンロードする事が可能です。

温度センサのグラフは上側(青色)、湿度センサのグラフは下側(緑色)となります。

ダウンロードするCSVファイルには、以下のデータを含める事が可能です。

項目カラム選択説明
センサ検知日時必須選択センサが検知した日時(IoTゲートウェイ機器での受信日時)
サーバ受信日時選択可能IoTゲートウェイ機器を経由してクラウド側で受信した日時
SenderID必須選択EnOceanセンサーの識別ID
dBm選択可能RSSI値
温度必須選択温度センサーが検知した温度
湿度必須選択湿度センサーが検知した湿度

以下は、CSVデータをExcelで開いた例です(必須選択カラムのみの場合)。

アドオン

温度・湿度センサで利用できる幾つかのアドオン機能もご利用いただけます。詳細はお問い合わせください。

サービス利用

  • 機器のみの販売は行っておりません。当社サービスのご提供時においてのみ、機器類を販売しております。
  • 当社サービスは初期料金と月額が必要になります。機器類の料金は初期料金に含まれております。
  • 当社サービスについては、IoTサービスをご参照ください。
オフィスや店舗の温湿度を計測
会議室の温湿度を計測
工場の温湿度を計測

無線センサの一覧