当社サービスでは通常は無線センサを利用しています。無線センサ[短距離] や 無線センサ[長距離] を使ったサービスです。ですが、下記のようなケースでは有線センサを利用する事も可能です。
- 無線センサよりも有線センサが向いているご要望の場合
- SIM端末に直接接続して利用する形態が向いている場合
- 無線センサが対応していない国での当社サービス導入
対応センサ
現在の対応センサは下記となります。必要に応じて増加予定です。
| センサ種別 | 特徴 | 
|---|---|
| 開閉 | ドアの開閉などを検知 | 
| 人感 | 人の動きがあった事を検知 | 
| ToF | 距離を計測(高頻度で距離を計測したい場合や他のセンサと組み合わせたい場合) | 
| 超音波 | 距離を計測(高頻度で距離を計測したい場合や他のセンサと組み合わせたい場合) | 
| アンモニア濃度 | 低濃度(ppb)のアンモニアを計測 | 
アンモニア濃度
低濃度(解像度:1ppb)から検知が可能なアンモニアセンサを用いて、定期的にアンモニア濃度を計測します。
利用するアンモニアセンサの仕様は下記になります。
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 検知項目 | アンモニア(Ammonia、NH3) | 
| Measurement Range | 0.001ppm(1ppb) ~ 9.999ppm | 
| Resolution | 1ppb | 
| 耐用年数 | 2年(短いです) | 
| 動作温度 | -20℃ ~ 50℃ | 
以下はSIM端末にセンサをケーブル接続した写真となります。

以下は計測したアンモニア濃度をグラフ化したデータです。

検知間隔は1分間毎や5分間毎など、比較的自由に設定可能です。(検知間隔によって料金は異なります。)
構成
小型端末にデータ通信用SIMを搭載し、センサの検知データを当社クラウドへ送信できます。

各センサは有線ケーブルで小型端末に接続します。センサによっては小型端末1台で複数個のセンサを接続する事が可能です。

小型端末には電源が必要ですが、PoE化する事で、電源が無い場所でもLANケーブルの配線だけでセンサーを稼働させる事が可能です。


