センサーサイネージ

無線センサの検知状況をセンサーサイネージとしてモニターに表示する事が可能です。

無線センサが検知したデータを、人が分かり易いようにモニターに表示します。

1.センサーサイネージのメニュー比較

センサーサイネージのメニューは3種類あります。比較表は下記になります。

構成 定型版 標準版 特殊版
説明 トイレ用の定型画面 最も利用されている ブツ切りとカスタムが可能
想定用途 トイレサイネージ 用途は問わず 用途は問わず
料金 初期 安価 標準 高価
月額(※1) \2,000/1台 \3,000/1台 \2,000/1台
料金算出方法 料金表あり 個別見積 個別見積
表示 表示内容 定型画面 ご要件に合わせてカスタム ご要件に合わせてカスタム
表示解像度(※2) 1280 x 720 等 1920 x 1080 等 1280 x 720 等
利用センサ センサ種別 開閉センサのみ 多数のセンサを利用可能 多数のセンサを利用可能
センサ数 1~4個 制限なし 制限なし
補完構成 端末 マイコン OS搭載端末 マイコン
SIM(LTE) 未使用 必要 未使用
クラウド連携 × ×
導入/管理 機器の導入 お客様(支援あり) ファンブライト お客様(支援あり)
リモート管理(※3) × ×
電源ブツ切り ×
設定変更 お客様(スマホで可能) リモート対応 センドバック
  1. 別途、基本料金などが必要。最低利用料は5千円。ボリューム割引あり。
  2. 事前に利用予定のHDMIモニターへの表示確認が必要
  3. SIM経由でのファンブライトによるリモート管理・変更の可否

2.表示画面のサンプル

センサーサイネージのメニューによって、表示できる画面内容が異なります。

2-1.定型版の画面

定型版は、トイレ個室の満空表示を定型の内容で表示します。

定型版で利用できる無線センサは開閉センサのみとなり、個数は4個まで設定可能です。

センサ数によってレイアウトが異なりますが、同じデザインとなります。

2-2.標準版の画面

標準版は、画面開発が容易な為、ご要望に合わせた画面をご用意可能です。

デザイン性を持たせたサイネージ画面をご用意する事も可能です。

トイレ施設に限らず、さまざまな施設用の画面をご用意できます。どのように画面デザインするか考慮するだけです。

2-3.特殊版の画面

特殊版も、さまざまな画面をご用意できますが、時間が掛かる為、標準版よりも高額になります。

特殊版は、電源が安定しない環境だけで、導入の検討をしていただくと良いです。

3.利用できる無線センサ

短距離用の無線センサ「EnOcean」や、長距離用の無線センサ「PrivateLoRa」を利用できます。

EnOcean無線センサ

ドア開閉センサ(マグネット)や人感センサ、温度・湿度センサなどが検知した情報を、モニター画面にリアルタイムで表示する事が可能です。

以下は、各無線センサの検知データを一つのレイアウト図に反映させている例となります。

  • 会議室に人感センサを設置し、人を検知した時には分かり易い色で表示します。
  • ドア開閉センサを設置し、ドアが閉まっている時と空いている時で異なる色で表示します。
  • CO2濃度センサが検知したCO2濃度データを小型画面に表示し、モニターにも表示します。
  • 無線スイッチを無人の受付に設置し、ボタンが押された際にお好みのメッセージを表示します。

4.検知データを分析したい場合

センサーサイネージでは、無線センサの検知状況をモニターでリアルタイムに表示する「可視化」用途となります。ご利用目的が「サイネージで可視化する事」であれば、当社クラウド環境にデータをアップせずに、ローカル環境のみでも利用できます。

無線センサの検知データを分析する為にデータ取得したい場合は、以下の2パターンから選定可能です。

4-1.microSD搭載端末でCSVデータ取得

サイネージとは別に、microSDを搭載した受信端末を設置する事で、無線センサの検知状況を記録したデータをCSVファイルで取得いただけます。

CSVファイルを利用いただき、お客様ご自身にてデータ分析を行ってください。

現在、対応しているセンサは、開閉センサとルームセンサ、人感センサ、存在検知センサとなります。

4-2.当社クラウド環境と連携

当社クラウド環境と連携する事で、Webアプリの機能を利用する事が可能です。

Webアプリにあるデータ分析機能を活用いただけます。