人の滞在数を自動でカウントするサービスです。市販のカメラを利用して滞在人数を計測します。
1.想定される利用目的
商業施設や店舗、オフィスの会議室などにおける滞在人数をカウントし、リアルタイム性の高いデータ活用が可能になります。
想定される利用目的 | 内容 |
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施設の混雑状況 | 商業施設や店舗の混雑状況を計測し、来店予定者へのアナウンスなどに利用 |
会議室の利用実態 | 会議室が使われている人数を計測し、データ分析に活用 |
トイレの待ち人数 | トイレの空きを待っている人数を計測し、スマホ画面やサイネージに表示 |
2.仕組み
小型で安価なディープラーニング搭載のIPカメラを使います。天井や壁面に設置して利用する事が可能です。
IPカメラに映る人数を自動で計測します。
映像内における、人数カウント対象のエリアを指定する事も可能です。以下は、映像範囲内に検知エリアを1つ設けた際のイメージです。
カメラに映っている「人数」はIPカメラ内で解析され、解析結果となる人数のテキストデータをIoTゲートウェイ機器経由で当社クラウドに送信します。
人数を計測するタイミングは調整が可能です。例えば、1分間毎など定期的に人数を計測します。
不要なデータ通信を減らす為に、例えば、下記のような設定が可能です。
- 計測人数の変動がある場合は最短1分間毎。
- 平日24時間の内、9時間は1分間毎、それ以外の時間帯は1時間毎など。
3.Webアプリでデータ確認
解析結果(カウントした人数と日時のテキストデータ)は、随時インターネット経由で当社クラウド環境に送信し、ブラウザで確認いただく事が可能です。
クラウドアプリで、最新値の確認やグラフ表示、期間を指定したCSVダウンロードなどが可能です。
以下は滞在人数カウントのグラフ例です。
3-1.利用者への情報提供
カメラで検出した人数情報を、スマホやPC画面、サイネージ画面に反映させる事も可能です。
LAN接続したサイネージ画面の場合は、表示するメッセージの更新間隔は、数十秒毎などの短時間にする事も可能です。
3-2.無線センサとの連携
無線センサを使った「トイレサイネージ」サービスと組み合わせる事で、トイレの満空情報だけではなく、待っている人数も通知する事が可能となります。
無線センサを使った「会議室IoT」サービスでは、会議室の利用者の人数を記録したり通知する事が可能となります。
4.サービス利用
- 機器のみの販売は行っておりません。当社サービスのご提供時においてのみ、機器類を販売しております。
- 当社サービスは初期料金と月額が必要になります。機器類の料金は初期料金に含まれております。