当社のトイレIoTサービスでは、様々なトイレ個室の構造に対応可能です。
以下に、それぞれのトイレ個室の構造についてご説明します。
1.空き時はドアが開く構造
当社サービスを導入いただくトイレ施設では「人が入っていない時はドアが開いている形状」が多いです。
その場合は、ドア開閉センサ(無線)を利用します。
ドア開閉センサはとても軽量で、設置では両面テープで張り付ける事が多いです。以下は設置写真となります。
2.常にドアが閉まる構造
「人が入っていない時もドアが閉まる形状」のトイレ個室も対応可能です。
いくつかの手法がございますが、例えば、トイレ個室用の鍵センサ(無線)を利用する事が可能です。
- 既存トイレの場合、トイレ個室のカギ部分を鍵センサに交換いただく事になります。
- 交換工事を行う業者様を手配する事も可能です。
詳細は「トイレ鍵センサ」をご確認ください。
トイレ鍵センサではなく、次の「3.多目的トイレにおける検知の仕組み」を選択いただく事も可能です。
3.多目的トイレや引き戸の構造
多目的トイレ(多機能トイレ、身障者トイレ)は、自動ドアや引き戸で、人が入っていない時も閉まっているタイプが多い状態です。引き戸のトイレ個室も同様です。
多目的トイレの検知では、ルームセンサを利用します。ルームセンサはドア開閉と人の動きを検知できます。
ルームセンサの挙動仕様は下記になります。
- ドアや引戸の開閉状況は、ルームセンサで認識します。
- ドアや引戸が開いた際にはすぐに「空室」データが送信されます。
- ドアや引戸が閉まった後に、ルームセンサが人を検知しない間は、ずっと「空室」状態のままです。
- ドアや引戸が閉まった後に、ルームセンサが人の動きを検知した際には「在室」データが送信されます。概ね0~2秒で「在室」状態と出来ます。
- 「在室」状態になっている時は、人の動きを検知できなくても、ドアや引戸が開くまでは「在室」状態が継続します。
詳細は「ルームセンサ」をご確認ください。
IoTゲートウェイ機器
トイレ個室のドア形状に合わせて様々な手法を用いたセンシングが可能となりますが、無線センサからのデータを受信するIoTゲートウェイ機器も設置する必要があります。
詳細は「IoTゲートウェイ機器」を参照ください。
トイレIoTのサービス項目
トイレIoTのサービス項目は下記になります。必要なサービス項目を選択いただけます。
良く使われるサービス項目
補完できるサービス項目
No | 項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | 様々な個室に対応 | 様々なトイレ個室の構造に対応可能 |
2 | トイレ長居の検知 | トイレ個室が長時間利用時に検知して通知 |
3 | トイレLEDブザー | 満空情報をLED点灯で、長居をLED点滅とブザーで通知 |
4 | トイレ小型サイン | トイレ個室内に小型サインを設置して利用時間を表示 |
5 | トイレ清掃管理 | 利用データとの連携でトイレ清掃業務を効率化 |
6 | 退室迄の見込み時間 | トイレ個室内の利用者から退室までの見込み時間を通知 |
7 | 倒れた人を検知 | トイレ個室内で倒れてしまった人を検知 |
8 | 待ち人数を通知 | トイレの空きを待っている人数を計測して通知 |
– | 音声アナウンス | トイレ利用状況を音声アナウンス |
– | LED照明との連動 | 長時間利用のトイレ個室内でLED照明を点滅 |
– | ドアを自動ノック | [研究開発]トイレ個室ドアを自動でノックする事が可能 |
補完機能
当社サービスではお客様のご要望や導入環境に対応する為に、多くの補完機能をご用意しております。