通行人数カウント

人の通行数を自動でカウントするサービスです。カメラを利用して、2方向の通行人数を計測します。

1.想定される利用目的

交通機関や商業施設、店舗などにおける通行人数をカウントし、リアルタイム性の高いデータ活用が可能になります。

想定される利用目的内容
店舗の来店者数を計測店舗の出入口にて、入退店数を計測
通路の通行者数を計測交通機関や商業施設などの通路や入り口などで通行人数を計測

2.仕組み

通行人数のカウントに特化したカメラを使って、高い精度で通行人数を計測します。

天井に設置したカメラに映る映像内にカウントラインを仮想的に引き、カウントラインを超えて通行した人数を計測します。

カメラの設置高は、1.9m~10mに対応しています。

計測した人数データは当社クラウドにアップされ、ブラウザでいつでも計測データを参照可能です。

3.カウントライン

仮想的なカウントラインを設けて、カウントラインを通り過ぎた人数をカウントします。

カメラの真下近辺にカウントラインを設定します。

4.カウントのタイミング

人の通行方向(2方向)毎に通行者を検知し、一定期間毎に検知回数を集計します。

  • 計測間隔のデフォルトは1分間です。5分間や10分間などでも設定可能です。
  • 計測データはクラウドに保存します。

5.Webアプリでデータ確認

カウントした人数データは、随時インターネット経由で弊社クラウド環境に送信し、ブラウザで確認いただく事が可能です。

クラウドWebアプリで、最新値の確認やグラフ表示、期間を指定したCSVダウンロードなどが可能です。

以下は通行人数カウントのグラフ例です。時系列、1時間毎、日毎のグラフ例です。

以下は通行カウントのCSVファイル例です。1分毎の計測データのサンプルです。

6.指定エリア内の人数を算出

指定エリア内の混雑状況(人数)を把握する為に、カメラを用いて出入口での入退場者数を計測し、入場者数から退場者数を減算する事で、指定エリア内にいる人数を算出します。

ただし、注意点としては下記になります。

カメラは「通行した人数」をカウントします。カウント精度は最大99%と高いですが、100%ではありません。入場者数から退場者数を減算する際に、100%ではない為、少しずつ指定エリア内にいる人数がズレていく可能性があります。

目視の結果、ズレている事が判明した場合、Web管理画面から修正いただく事は可能ですが、ズレていく可能性がある事はご認識いただきたい点となります。

7.活用事例

活用事例導入時
イベント会場の来場人数を可視化2021年6月