太陽光発電でIoTゲートウェイ機器を稼働させる構成です。
コンセントを用意できない場所にIoTゲートウェイ機器を設置し、センサで計測したデータをクラウドに送信します。

様々なシステム構成が可能です。例えば、長距離の無線通信が可能なセンサを利用する事で、より広域エリアをカバーできるようになります。
太陽光発電
小型のソーラーパネルやバッテリーを利用します。
ソーラーパネルやバッテリーは、設置場所の日照条件に合わせて選定予定です。小さなサイズ感のオフグリッドシステムで継続稼働が可能になる想定です。

項目 | 説明 |
---|---|
太陽光パネル(写真左) | 10W, 寸法:335x235x18mm |
格納ボックス(写真右) | バッテリー等を格納, 重量:2,988g |
設置方法 | 平置き固定やポール取付が可能 |
備考 | より小型な構成を検討中です。 |
様々なシステム構成が可能
このオフグリッドシステムを使って、様々なシステム構成が可能となります。
ご要件や設置場所に合わせて、最適なシステム構成をご提案させていただきます。
構成1.Private LoRa ゲートウェイ機器
格納ボックスに 当社のPrivate LoRa ゲートウェイ機器を搭載し、無線センサからのデータを受信し、当社クラウドアプリに送信するシステム構成です。

- 河川の水位測定など、広域エリアで1ポイントだけのセンシング用途に向いています。
- 利用できるPrivate LoRaセンサは数種類用意しておりますが、主に利用を想定しているセンサは超音波センサとなります。
- 無線センサの設定によりますが、無線センサの稼働間隔が短い場合、受信する無線センサの数は1個となります。
構成2.Private LoRa 送信機
無線センサは利用しないで、センサを直接接続してセンシングを行い、長距離無線(Private LoRa)で送信するシステム構成です。別途、屋内にPrivate LoRa ゲートウェイ機器を設置します。

- 長距離無線が届く範囲で複数の場所にオフグリッドシステムを設置し、センシングする用途に向いています。
- 当社で確認済の直結センサは一部のセンサに限られますが、その他のセンサでも検討可能です。詳しくはご要件をお聞かせください。
構成3.SIM 送信機
無線センサやPrivate LoRaは利用しないで、センサを直接接続してセンシングを行い、SIMで当社クラウドアプリにデータ送信するシステム構成です。

- コンセント電源の確保が難しく、Private LoRa の長距離無線の必要性がない場所でのセンシング用途に向いています。
- 当社で確認済の直結センサは一部のセンサに限られますが、その他のセンサでも検討可能です。詳しくはご要件をお聞かせください。
管理者用Webアプリ画面
管理者用Webアプリ画面をご用意しております。オフグリッドシステムの一覧画面や詳細画面などをご利用可能です。
以下は、選択したオフグリッドシステムの蓄電・放電状況を確認できるグラフ例となります。確認したい期間を指定して確認でき、CSVダウンロードも可能です。

- グラフの見方などは、サービス導入時にご説明させていただきます。
- こちらのページでは、センサ自体のご説明は割愛しております。センサのデータについては各センサのページをご参照ください。
お客様専用のダッシュボード画面
ご要件に合わせて、お客様専用のダッシュボード画面をご用意する事も可能です。
以下はシンプルな例となりますが、オフグリッドシステムと水位計測のサイネージ画面の例です。

サイネージ画面はモニターに常時表示する機能となります。サイネージ画面と同じ画面を管理者用Webアプリ画面で表示する事も可能です。
ご要望に沿った画面をご用意します。
API機能
当社クラウドで管理されるデータは、API機能をご利用いただく事でお客様システム側でも取得する事も可能です。
詳細は「API機能」を参照ください。
特記事項
- 機器だけの販売は行っておりません。
- 当面は、実際のエンド企業様からのお問い合わせと、当社とエンド企業様が直接話せる場合のみ、対応させていただきます。
- 料金は「初期導入料金」と「月額」が必要となります。個別見積となり、役割分担などの調整の上でお見積が可能になります。
- その他、お取引条件などはFAQを参照ください。
備考
本システムは2016年に着手していた完全独立型IoTシステムのバージョンアップ版となります。