滞在秒計測センサ

指定のポイントに人が滞在した秒数を計測する無線センサ(電池利用)です。短期のデータ分析用途で利用できます。

利用シーン

指定のポイントに人が滞在した秒数を計測する無線センサ(電池利用)です。短期のデータ分析用途で利用できます。

下記のような用途での利用を想定した無線センサとなります。

利用シーン説明
小便器の利用を計測男性トイレの小便器の利用時間を計測、トイレ施設での最適な小便器数を算出する為に利用
展示物の参照時間を計測展示物の前での滞在時間を計測、展示物の注目度合いを算出する為に利用

設置場所や設置方法によっては、利用できない事も想定されます。

センサの動作説明

無線センサ本体には、人感センサと距離計測センサ(ToFセンサ)が実装されています。

各センサの検知範囲は下記図のようなイメージになります。人感センサは射角があり、下記図のように扇型の検知エリアがあります。距離計測センサ(ToFセンサ)も射角がありますが人感センサよりも狭く、直線で距離を計測するイメージとなります。

1.人感センサと距離計測センサの検知範囲のイメージ

まず、無線センサに人が近づいた時に人感センサが人を検知して、距離計測センサで距離の計測を行います。

2.人が近づいた時に人感センサが検知
3.距離計測センサで距離の計測を実施

距離計測センサの計測で、一定の距離内(設定値は80cm、変更可能)に人がいる事を確認できている間は、滞在時間の計測を継続します。なお、人が横切っただけの時は計測しません。

4.一定の距離内に人が滞在している時間を計測

距離計測センサの計測で、一定の距離に人がいなくなった時に、滞在時間の計測を終え、滞在時間データを送信します。

5.人が居なくなったら滞在時間をデータ送信

このような動作にする事によって、単純に一定間隔で距離だけを計測するよりも、電池が持つ期間が圧倒的に長くなります。

設置に関する条件は下記になります。

No説明
1人の滞在を計測したいピンポイントの場所にセンサを固定します。
2設置する高さは、センサにて人が近づいた事を計測できる高さに固定します。
3別途、無線センサからのデータを受信できる位置に、IoTゲートウェイ機器(電源が必要)の配置が必要になります。

以下は参考情報となります。

  • AIカメラなどを利用できない場所での選択肢となります。AIカメラを利用できる環境の場合は、AIカメラで計測する手法のほうが確実性が高まる事も想定されます。
  • この無線センサは電池で稼働します。無線センサは両面テープで貼り付け可能な重量となります。

無線センサ仕様

項目内容
種別滞在秒計測センサ
搭載センサ人感、距離計測
検知内容ピンポイント場所への滞在秒の計測
データ送信滞在検知時、ハートビート
利用電池CR2477
電池確認データで電池の電圧値を確認可能
寸法50(W)x100(D)x約27(H)mm(アンテナ除く)
重量約61g
  • Private LoRa通信で長距離通信も可能です。
  • ワイヤアンテナは設置先に合わせて折り曲げ調整が可能です。
  • 写真の灰色部分は、今後は色が異なる仕様に変更になる可能性もあります。

短期分析用

この無線センサは電池で稼働します。前述の機能がありながらも、電池で稼働する事は画期的な部分になると考えています。

例えば、単純に一定間隔で距離だけを計測した場合、不要な時間も距離を計測する事になり、電池の消耗が早くなってしまいます。しかし、本センサは常に一定間隔で距離を計測する仕様ではない為、電池が持つ期間が圧倒的に長くなります。

とはいえ、特殊な仕様となる為、当社の他センサと比較すると、電池の消耗はかなり早くなる事が想定されます。比較的早期の電池切れが想定される為、短期でのデータ収集目的を想定した機器となります。電池交換が苦にならない場合は長期間での利用も可能ではあります。

電池がどのくらい持つかは、設置先での検知頻度による為、事前の動作可能期間の算出は難しいです。電池が切れた時は分かりますので、その時に電池交換をしていただく事になります。

システム構成

無線センサからのデータを受信するIoTゲートウェイ機器(小型端末)を設置します。

各無線センサからのデータはIoTゲートウェイ機器で受信し、当社クラウドに送信します。

クラウドに送信されたデータは、PCやスマホのブラウザで確認できるようになります。