当社のサービスでは、エナジーハーベスト技術「EnOcean」を活用できます。
このページでは、EnOcean無線センサを利用する為に必要な事を記載しています。
2.EnOceanを利用するには?
2-1.必要な基本構成
EnOceanを利用する上で最低限必要となる基本構成は下記のようになります。
- ハードウェア
- EnOcean無線センサ
- EnOcean受信モジュール
- ゲートウェイ機器
- ソフトウェア
- ゲートウェイ機器で動かすプログラム
2-2.EnOceanセンサー
EnOcean無線センサは、以下のオレンジ色の箇所が該当します。
マグネットセンサ(開閉センサ)は挙動確認しやすいと思います。
2-3.EnOcean受信モジュール
EnOcean受信モジュールは、以下のオレンジ色の箇所が該当します。
受信モジュールは、利用するゲートウェイ機器が持ち合わせているインターフェースに合わせる形になります。
例えば、後述する動作確認では、USBドングルタイプのEnOcean受信モジュールを利用します。
2-4.ゲートウェイ機器
ゲートウェイ機器は、以下のオレンジ色の箇所が該当します。
なお、ゲートウェイ機器には電源が必要になります。また、IPネットワークに接続する場合は、LANインターフェースやSIMなどが必要になります。(上画像で灰色になっている箇所)
ゲートウェイ機器として利用できる機器は豊富にあります。利用用途や好みで判断する事になるかと思います。
2-5.プログラムの用意
プログラムは、以下のオレンジ色の箇所が該当します。
EnOcean無線センサからEnOcean受信モジュールが受信したデータを取得するプログラムとなります。
プログラムをコーディングして配備する必要がありますが、簡単にEnOceanの通信挙動だけを確認する目的であれば、Windows端末用に「DolphinView Advanced」というEnOcean開発者向けのプログラムが利用できます。