トイレの空きを待っている人数を計測し、スマホ画面やサイネージに表示する事が可能です。

基本的にいつも混んでおり、トイレ個室の空き数だけでは不十分な現場に有効です。待っている人数が少ないトイレへの誘導も可能となります。
例1:トイレの待ち人数をサイネージに表示
トイレの空きを待っている人がいる際に、離れた所にあるモニターでお知らせする事が可能です。トイレの満空情報だけでは判断できなかった「待ち人数」を判断できます。

トイレ個室が全て満室の場合でも、待っている人がいなければ、利用予定者は待つ事になったとしても、すぐにトイレ個室を使える可能性が高いです。
しかし、すでに待っている人が居る場合は、待ち行列に並ぶ必要がある為、利用予定者はすぐにトイレ個室を使えるわけではありません。
待っている人の人数を事前に知る事が出来れば、別の場所のトイレに向かう事が可能となります。
例2:トイレの待ち人数をスマホ・PCに表示
トイレの待ち人数をスマホやPCのブラウザで表示する事が可能です。
トイレ個室は例え全て埋まっていたとしても、待っている人が居なければ、すぐに空く可能性が高いです。トイレへ行く際にはスマホの画面で待ち人数の少ないトイレを探して向かう事が可能になります。

画面はご要望に合わせてカスタマイズ提供します。
例3:トイレの待ち人数を音声アナウンス
トイレの空きを待っている人がいる際に、待っている人に変わって、トイレ個室内の人に音声でアナウンスする事が可能です。

待っている人が「早く出てください!」と言う事は難しいと考えられます。ですが、機器が自動でトイレ個室内の人に早く出るように催促してくれる為、待っている人も期待を持って待つ事が可能となります。
音声アナウンスの仕組みについては「音声アナウンス」を参照ください。
待ち状態を検知する仕組み
トイレの空きを待っている人数を検知する仕組みは、カメラを使った動画解析技術を利用します。
小型で安価なカメラを設置します。両面テープで貼り付けられるWebカメラや、恒久設置に向いているIPカメラを利用可能です。

WebカメラとIPカメラは、市販されている多くの種類のカメラから選定可能です。IPカメラを利用する際には、IPカメラ側での設定と事前の動作検証も実施します。
リアルタイムで人数をカウントし、設定した一定時間後(例:平日1日9時間 1分間毎、それ以外は10分毎)に通知します。
- 人が通り過ぎるだけでは反応しません。
- スーツケースなど、人ではない物体には反応しません。
詳細は「カメラとAI」を参照ください。
サービス項目
トイレIoTのサービス項目は下記になります。必要なサービス項目を選択いただけます。
良く使われるサービス項目
補完できるサービス項目
No | 項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | トイレ清掃管理 | 利用データとの連携でトイレ清掃業務を効率化 |
2 | 音声アナウンス | トイレ利用状況を音声アナウンス |
3 | LED照明との連動 | 長時間利用のトイレ個室内でLED照明を点滅 |
4 | 退室迄の見込み時間 | トイレ個室内の利用者から退室までの見込み時間を通知 |
5 | 倒れた人を検知 | トイレ個室内で倒れてしまった人を検知 |
6 | トイレ小型サイン | トイレ個室内に小型サインを設置して利用時間を表示 |
– | ドアを自動ノック | [研究開発]トイレ個室ドアを自動でノックする事が可能 |
補完機能
当社サービスではお客様のご要望や導入環境に対応する為に、多くの補完機能をご用意しております。