重量センサ[長距離通信]

Private LoRa通信で長距離通信が可能な重量センサです。モノの重さを定期的に計測できます。

天板上に乗せたモノの重さを定期的に計測し、無線で送信、クラウドにデータを蓄積できます。

通信距離は長く、消費電力も少ない無線センサです。

無線センサ仕様

項目内容
センサ種別重量センサ
検知内容天板上に乗せた物品の重量
最大計測重量500g,5kgの2パターン
検知間隔カスタム可能
電池寿命検知回数次第で1年以上持つ想定
寸法カスタム可能

計測できる最大計測重量は、500g版、5kg版の2パターンあります。500gと5kgは、バー型ロードセルを1本利用します。

※200kg版(ハーフブリッジのロードセルを4個利用)は、誤差変動が大きい為、現状は対象外としております。

カスタマイズ

定期的に計測する間隔や、ケース、天板素材などはカスタマイズ可能です。

  • 計測間隔(重量を計測し、重量データを可視化する間隔)は、1分間や5分間、1時間など設定が可能です。間隔が長いほど電池は長持ちします。
  • 天板サイズと寸法は、当社独自の3Dプリントしたケースを用意しておりますが、ご要件に合わせてご用意が可能です。
  • 天板の素材も、ご要件に合わせてご用意が可能です。重量を計測する対象に合致した天板を選定いただけます。

利用シーン

定期的に計測できるため、下記のような用途でのご利用を想定しております。

  • 物品の在庫量や残量の把握
  • 容器に入った液体などの残量計測
  • ゴミ箱やリサイクル品の回収箱などの中身の計測

システム構成

無線センサからのデータを受信するIoTゲートウェイ機器(小型端末)を設置します。

各無線センサからのデータはIoTゲートウェイ機器で受信し、当社クラウドに送信します。

クラウドに送信されたデータは、PCやスマホのブラウザで確認できるようになります。

また、センサーサイネージに検知状況を表示する事も可能です。

管理者用Web画面

ブラウザでアクセスできる管理者用Web画面では、当社クラウドにアップされたデータを確認できます。

以下のグラフは重量センサの検知データをグラフ表示しているサンプルです。

重量センサの天板上に雑誌を4回に分けて乗せ、最終的に計4冊の雑誌が乗っている時のグラフです。

  • 無線センサの最新データ一覧や、選択センサの検知データのグラフ表示、CSVダウンロードなどが可能です。
  • 電池の電圧も確認可能です。電池の残量確認を行う為に利用できます。

利用者用の機能

センサが検知したデータは、利用者に分かりやすい形で表示する事も可能です。

利用者用のWeb画面や、センサーサイネージのご用意も可能です。

特記事項

  • 無線センサやIoTゲートウェイ機器だけのご提供は行っておりません。
  • 無線センサや受信機で利用する当社開発基板はレンタル品となります。
  • 実際のエンド企業様からのお問い合わせと、当社とエンド企業様が直接話せる場合のみ、対応させていただきます。
  • 料金は「初期導入料金」と「月額」が必要となります。個別見積となります。
  • 当社が導入作業を担当させていただきます。
  • 短期の実証実験も可能です(有償、個数制限あり)。
  • その他、お取引条件などはFAQを参照ください。