温湿度センサ[長距離通信]

Private LoRa通信で長距離通信が可能な温湿度センサです。

指定した間隔で定期的に温度と湿度を計測します。

通信距離は、見通し距離で数km以上の無線通信が可能で、消費電力も少ない無線センサです。

無線センサ仕様

項目内容
センサ種別温湿度センサ
測定温度-40℃ ~ +125℃ (※)
測定湿度0%~100%
分解能0.015℃(温度), 0.01%(湿度)
検知間隔カスタム可能
電池寿命検知間隔次第で数年持つ想定
電池交換判断電圧値から電池交換時期を想定可能
寸法70(W)x50(D)x30(H)mm
重量73g
防水防塵未対応

※ 利用電池の使用温度範囲は -40℃~70℃、無線モジュールの動作温度範囲は-40℃~85℃になる為、本センサ機器自体の測定温度の範囲は-40℃~70℃になります。

  • 温湿度のセンシング部分はケースの外にあり、外気取り込み口があります。
  • ケースの色はブラックとオフホワイトを選定できます。
  • ワイヤアンテナは、ケース内に格納する事も可能です。

カスタマイズ可能事項

  • 温度と湿度を計測する間隔は当社にて設定が可能です。例えば、1分間隔での測定や、10分間隔の測定など、ご希望に合わせて設定させていただきます。
  • アンテナ部は、より距離を伸ばしたい場合、ワイヤアンテナではなく、外付けアンテナにする事も可能です。

システム構成

無線センサからのデータを受信するIoTゲートウェイ機器(小型端末)を設置します。

各無線センサからのデータはIoTゲートウェイ機器で受信し、当社クラウドに送信します。

クラウドに送信されたデータは、PCやスマホのブラウザで確認できるようになります。

また、センサーサイネージに検知状況を表示する事も可能です。

管理者用Web画面

ブラウザでアクセスできる管理者用Web画面では、当社クラウドにアップされたデータを確認できます。

以下は選択した温湿度センサのWeb画面の一部例です。左側は直近の温湿度値を表示しており、グラフ部は直近2時間のグラフを表示しています。

  • 無線センサの最新データ一覧や、選択センサの検知データのグラフ表示、CSVダウンロードなどが可能です。
  • 電池の電圧も確認可能です。電池の残量確認を行う為に利用できます。

利用者用の機能

センサが検知したデータは、利用者に分かりやすい形で表示する事も可能です。

利用者用のWeb画面や、センサーサイネージのご用意も可能です。

利用シーン

本センサを利用する用途としては、長距離無線の特徴や、検知間隔のカスタマイズ性を生かした下記のような用途が想定されます。

  • 広い倉庫などにおける温湿度管理(必要な場所に温湿度センサを配置、電源がある見通しの良い場所にIoTゲートウェイ機器を1台配置)

特記事項

  • 無線センサやIoTゲートウェイ機器だけのご提供は行っておりません。
  • 無線センサや受信機で利用する当社開発基板はレンタル品となります。
  • 実際のエンド企業様からのお問い合わせと、当社とエンド企業様が直接話せる場合のみ、対応させていただきます。
  • 料金は「初期導入料金」と「月額」が必要となります。個別見積となります。
  • 当社が導入作業を担当させていただきます。
  • 短期の実証実験も可能です(有償、個数制限あり)。
  • その他、お取引条件などはFAQを参照ください。