Private LoRa通信で長距離通信が可能な開閉センサです。ドアや窓、コンテナなどの開閉状況などを検知できます。
磁石(マグネット)の近接状態をリアルタイムで計測します。
通信距離は、見通し距離で数km以上の無線通信が可能で、消費電力も少ない無線センサです。
無線センサ仕様
項目 | 内容 |
---|---|
センサ種別 | リードスイッチ |
検知内容 | マグネットの近接状態 |
データ送信 | 開閉検知時、ハートビート |
利用電池 | CR2032 |
電池電圧確認 | データで電圧値を確認可能 |
寸法 | 35(W)x75(D)x12(H)mm |
重量 | 約23g(マグネットは除く) |
- 2024年7月:新しいバージョンとなりました。
- ケースの色はホワイトとブラックを選定できます。
- ワイヤアンテナは設置先に合わせて折り曲げ調整が可能です。
システム構成
無線センサからのデータを受信するIoTゲートウェイ機器(小型端末)を設置します。
各無線センサからのデータはIoTゲートウェイ機器で受信し、当社クラウドに送信します。
クラウドに送信されたデータは、PCやスマホのブラウザで確認できるようになります。
カスタマイズ
ハードウェア部分は、下記のようなカスタマイズも可能です。
- 通信距離をさらに伸ばしたい場合は、ワイヤアンテナではなく、外付けアンテナに変更。
- 内蔵しているリードスイッチ部をケーブルで外付けに変更。
- より大きな容量の電池に変更。
ソフトウェア設定は、下記のようなカスタマイズが可能です。
- 通信設定の調整
- 消費電力の調整
利用シーン
本センサを利用する用途としては、長距離無線の特徴を生かした下記のような用途が想定されます。
- 体育館などの広い施設の窓閉め確認(個々の窓に開閉センサを設置、電源がある見通しの良い場所にIoTゲートウェイ機器を1台設置)
参考:近距離通信用の開閉センサ
長距離通信が不要な場合は、近距離通信用のEnOcean開閉センサを利用する事も可能です。
特記事項
- 無線センサやIoTゲートウェイ機器だけのご提供は行っておりません。
- 無線センサや受信機で利用する当社開発基板はレンタル品となります。
- 実際のエンド企業様からのお問い合わせと、当社とエンド企業様が直接話せる場合のみ、対応させていただきます。
- 料金は「初期導入料金」と「月額」が必要となります。個別見積となります。
- 当社が導入作業を担当させていただきます。
- 短期の実証実験も可能です(有償、個数制限あり)。
- その他、お取引条件などはFAQを参照ください。