存在検知センサ

エナジーハーベスト技術「EnOcean」に対応している存在検知センサです。電池が必要ですが、約5年間は電池交換が不要です。

執務室やフリースペースなどの在席判定などに利用する事が出来ます。

人間は周辺環境の温度と比較すると温度が高い為。その温度差を上手に検知するセンサとなります。

設置場所

人が椅子などに座っているかどうかを判定する為に、机の裏面などに設置します。

人の検知と未検知の信号が発呼されるタイミングは、リアルタイムではなく、センサー内にて一定のロジックにて判断された後に発呼されます。間隔は変動し、短い間隔の際にも20秒から30秒程度経過後に発呼されます。

注意点は下記になります。

  • エアコンや暖房器具などの冷風・温風が当たらない場所に設置する事。
  • 出入り口付近など急激な温度変化のある場所は避ける事。
  • 太陽光や反射光が当たらない位置に設置する事。
  • カーテンやブラインドなど揺れるものがエリア内に入らない事。
  • 環境や着衣物によっては検知しづらくない事がある。

設置場所によって太陽の反射光などの影響具合は通年で判断する事も想定されますが、本センサはセンサ窓の向き(角度)を調整できる為、例えば太陽光の影響がある場合も、取り付け角度の変更などで影響の防止を図るアプローチも検討できます。

本センサを設置した写真は下記になります。

在席検知センサの設置写真

無線センサ仕様

存在検知センサの仕様は下記になります。

項目内容
使用場所屋内
設置場所テーブル下など
検出方式パッシブサーマルセンシング
検知距離10cm~80cm(センサ部が検知する距離)
動作電源リチウム電池 CR123A x 1本
電池寿命約5年(常温時、当社デフォルト設定時)
本体寸法154(W) x 30(H) x 30(D) mm
質量70g(リチウム電池含む)

利用できるWebアプリ

一覧画面

利用できる一覧画面の例です。

一覧画面では、以下の情報を確認できます。

  • 存在検知センサからデータが送信された日時
  • 存在検知センサの状態(occupied/unoccupiedの文字列、アイコン)
  • 存在検知センサのデータをIoTゲートウェイ機器で受信した際のRSSI値
  • IoTゲートウェイ機器を経由してクラウド側で受信した日時

分析

期間を指定して、時系列データをグラフ表示したり、CSVデータのダウンロードが可能です。

アドオン

アドオン機能では、以下のようなグラフ表示も可能となります。

【座席毎の在席率グラフ】

【複数の座席の在席率】

サービス利用

  • 機器のみの販売は行っておりません。当社サービスのご提供時においてのみ、機器類を販売しております。
  • 当社サービスは初期料金と月額が必要になります。機器類の料金は初期料金に含まれております。
  • 当社サービスについては、IoTサービスをご参照ください。
固定席や共有スペースの座席における人の在席状態を可視化
オフィスや店舗の在席状況を可視化
会議室の席毎にセンサを配置し、会議室の利用人数を検知

無線センサの一覧