無線センサを使って、工場での機器の稼働状況を可視化する事が可能です。容易に利用を開始できます。
以下にいくつかの用途例を挙げていますが、いずれも容易に導入が可能です。
No | 用途 | 内容 |
---|---|---|
1 | 電流データを計測 | CTクランプで機器の稼働状況を計測 |
2 | 振動データを計測 | 加速度センサで機器の振動状況を計測 |
3 | 空調環境を計測 | 温度・湿度やCO2濃度を計測 |
4 | 重量を計測 | 重量を定期的に計測 |
5 | 明るさや音量を計測 | 照度センサで工場内の明るさ、マイクで工場内の音量を計測 |
6 | 人員の滞在状況を計測 | 指定エリア内に人員の滞在数を計測 |
7 | コールボタンを設置 | 容易に設置できる無線スイッチで呼び出しボタンを設置 |
8 | 材料や在庫の自動把握 | 物品の重量を計測する事で材料や在庫の自動把握を実現 |
1.電流データを計測(CTクランプ)
計測対象の機器の電流ケーブルに、無線型のCTクランプを挟み込む事で、容易に機器の稼働監視を開始できます。
計測対象機器の電流監視では、無線型のCTセンサを利用できます。本センサはCTクランプが取り付けられたケーブル活線からエネルギーを取得して稼働します。
CTクランプで測定した対象機器の利用電流(アンペア)を可視化します。
クラウドWeb画面でグラフ表示やCSVデータのダウンロードが可能です。
機器の稼働状況をサイネージに表示する事も可能です。サイネージ画面に表示する事でいつでも容易に確認できるようになります。
以下はCTセンサを使って計測した結果をサイネージ画面に表示する例です。
ご要望に合わせた画面をご用意します。
2.振動データを計測
モーターや機器の振動を検知でき、XYZ軸の重力状況を計測する事が可能です。
加速度センサのデータは当社Webアプリで確認できます。以下は画面の例です。
詳細は「マルチセンサ」を参照ください。
3.空調環境を計測
温度センサでは、さまざまな測定範囲の温度センサを選定いただく事も可能です。
測定範囲 | 備考 |
---|---|
0 ~ +40℃(分解能 約0.15℃) | 温度センサ、温湿度センサで対応 |
0 ~ +51℃(分解能 約0.2℃) | 温湿度CO2センサで対応 |
-20 ~ +60℃(分解能 約0.1℃) | マルチセンサで対応 |
測定範囲のご要望がありましたら、当社担当者にご相談ください。
無線センサの検知状況は一覧画面で確認可能です。
以下は、温湿度CO2センサで取得したデータのグラフ例です。
4.重量を計測
モノの在庫量や残量を、重さを計測する事で把握する事が可能になります。
天板上にモノを乗せる事によって、重量を計測します。
重量センサは無線センサである為、設置場所は自由度が高くなります。
計測した重量データは、ブラウザやモニターで確認いただけます。ご要望に沿った画面をご用意する事も可能です。
HACCPの工程管理に利用
衛生管理のHACCP(ハサップ)における工程管理にも活用いただけます。
温度センサや湿度センサ、開閉センサなどを用いて、冷蔵庫や冷凍庫などの状況を継続的にデータ化する事が可能です。
最新データの一覧表示や、期間指定でのグラフ表示、CSVデータのダウンロードも可能です。
様々なシステム構成が可能
クラウド環境にデータを蓄積するシステム構成は下記になります。
クラウド環境にデータを集約しないで、お客様専用のシステム環境をご用意する事も可能です。
補完機能
当社サービスではお客様のご要望や導入環境に対応する為に、多くの補完機能をご用意しております。