CO2センサ

エナジーハーベスト技術「EnOcean」に対応しているCO2センサです。

設置場所のCO2濃度(ppm)と温度、湿度を計測できます。

ソーラーセルと電池で稼働する無線センサ型と、USBアダプタで稼働する小型画面が付いた無線センサ型が利用できます。

1.無線センサ

2.小型画面付き無線センサ

1.無線センサ 仕様

ソーラーセルと電池で稼働し、定期的に検知したデータを送信します。

仕様の概要は下記になります。

項目内容
電源ソーラーセル、補助電源としてバッテリー内蔵
測定範囲:CO2濃度0~2,550ppm(10ppm毎に増減)
測定範囲:温度0~51度(0.2度毎に増減)
測定範囲:湿度0~100%(0.5%毎に増減)
測定周期5分又は15分(設置環境の明るさで自動切替)、15分間隔固定化も可能
本体サイズ115 x 76 x 38 mm
重量140g

2.小型画面付き無線センサ 仕様

コンセントに差したUSBアダプタで稼働します。

2秒毎に検知データを画面に表示します。定期的に検知したデータを送信します。

仕様の概要は下記になります。

項目内容
電源コンセント(USBアダプタ)
測定範囲:CO2濃度400~10,000ppm(無線送信時は上限2,550ppm, 10ppm単位)
測定範囲:温度-40~70度(無線送信時は0~51度、0.2度単位)(値は手動補正予定)
測定範囲:湿度0~100%(無線送信時は0.5%単位)
測定周期画面表示は2秒毎、無線送信はカスタム可能(例:1分毎など)
  • 写真の小型画面は市販されている安価な端末です。複数のタイプから選定可能です。
  • 写真は小型画面のみとなりますが、別途センサ部と無線部、USBケーブルの接続があります。
  • 画面の内容はカスタマイズが可能です。
  • コロナ禍の今は、リアルタイムで小型LCD画面にCO2濃度を表示でき、必要に応じて1分間隔などの短い間隔でクラウドでデータを確認できる、このCO2センサが向いているかと考えています。

参考:CO2センサの比較

温度や湿度はヒトにとって体感しやすいですが、CO2濃度は体感する事は難しいと思います。例えばCO2濃度を計測できるセンサが手元に1種類ある場合も、それが正しい値を検出できているのかの判断は難しいかと思います。

そこで、当社ではCO2濃度を計測できるセンサを4種類用意して可視化し、各センサが検出したCO2濃度を比較しました。

詳細は「数種類のCO2センサで検知状況を比較」をご確認ください。

利用できるWebアプリ

一覧画面

計測したデータは、Webアプリで表示できます。登録されている無線センサは一覧画面で一覧表示されます。

選択画面

一覧画面に表示される無線センサを選択すると、下記のようなグラフが表示されます。

分析

期間を指定して、グラフ表示したり、CSVデータのダウンロードが可能です。

以下は「1.無線センサ」のグラフ例です。

以下は「2.小型画面付き無線センサ」のグラフ例です。「1.無線センサ」のグラフと同じ期間のグラフですが、1分間隔でデータを取得しています。

アドオン

アドオン機能では、最低値・平均値・最高値の日次3本線グラフを確認できます。

その他

サイネージに表示する事も可能ですので、室内環境CO2濃度をいつでも容易に確認できるようになります。

サービス利用

  • 機器のみの販売は行っておりません。当社サービスのご提供時においてのみ、機器類を販売しております。
  • 当社サービスは初期料金と月額が必要になります。機器類の料金は初期料金に含まれております。
  • 当社サービスについては、IoTサービスをご参照ください。
会議室のCO2濃度を計測
オフィスや店舗のCO2濃度を計測

無線センサの一覧