トイレ個室内に設置できる小型サインで、利用者に利用時間をリアルタイムでお知らせします。
1.概要
昨今、トイレ個室の利用時間が長期化しています。要因としては、トイレ個室内でスマホを使った休憩や、1人になりたい方のちょっとした場所確保、などが想定されています。
この小型サインは、トイレ個室のドアが閉まった時からの経過時間を表示する事で、うっかり長居してしまう事を減らしていただく事を目的としています。
- トイレ個室のドアが閉まった時に「00:00」から1秒毎にカウントアップします。
- 秒表示ではなく分表示も可能です。
- トイレ個室のドアが開いた時に「00:00」に戻ります。表示しない事も可能です。
- 表示内容のカスタマイズも可能です。
- 指定時間を超えたら、表示内容(時刻表示色や背景色など)を変更する事も可能です。上画像の例では5分間を超えた際に背景色を黄色にしています。
- 実際の表示フォントはドットでのデジタルフォント表記になります。
2.主な特徴
この小型サインの主な特徴は以下になります。
特徴 | 説明 |
---|---|
小型モニタ | 市販されている安価なモジュールを利用し、320 x 240 TFTに表示。 |
両面テープで設置可能 | 設置に穴あけ工事などは不要。フックにぶら下げる事も可能。 |
表示内容は変更可能 | 表示する内容はご要望に合わせてカスタマイズが可能。 |
利用センサ | ドアの開閉を検知するセンサは有線タイプと無線タイプを選定可能。 |
電源が必要 | 小型モニタ用に常時電源が必要。 |
3.構成図
有線タイプの開閉センサを利用する場合の、トイレ1個室でのサンプル構成図は下記になります。
- ドアや枠に穴を開けないで、両面テープや強力テープで貼り付けが可能です。
- 有線センサのケーブルはモールで囲っていただきます。ケーブル長は5m程度まで伸ばせます。
無線タイプの開閉センサを利用する場合の、トイレ1個室でのサンプル構成図は下記になります。
- ドアや枠に穴を開けないで、両面テープや強力テープで貼り付けが可能です。
4.サービス項目
トイレIoTのサービス項目は下記になります。必要なサービス項目を選択いただけます。
良く使われるサービス項目
補完できるサービス項目
No | 項目 | 内容 |
---|---|---|
1 | 様々な個室に対応 | 様々なトイレ個室の構造に対応可能 |
2 | トイレ長居の検知 | トイレ個室が長時間利用時に検知して通知 |
3 | トイレLEDブザー | 満空情報をLED点灯で、長居をLED点滅とブザーで通知 |
4 | トイレ小型サイン | トイレ個室内に小型サインを設置して利用時間を表示 |
5 | トイレ清掃管理 | 利用データとの連携でトイレ清掃業務を効率化 |
6 | 退室迄の見込み時間 | トイレ個室内の利用者から退室までの見込み時間を通知 |
7 | 倒れた人を検知 | トイレ個室内で倒れてしまった人を検知 |
8 | 待ち人数を通知 | トイレの空きを待っている人数を計測して通知 |
– | 音声アナウンス | トイレ利用状況を音声アナウンス |
– | LED照明との連動 | 長時間利用のトイレ個室内でLED照明を点滅 |
– | ドアを自動ノック | [研究開発]トイレ個室ドアを自動でノックする事が可能 |