トイレ個室内で倒れてしまった人(意識が無くなった人)がいる際に、検知する仕組みをご提供します。
長居を全て検知したい場合
トイレ個室内で長居をしている人がいる場合に、分かりやすく表示する事が可能です。トイレ個室のドアが閉まってからの時間を計測し、スマホ画面やサイネージ画面に表示します。
以下は、トイレ満空情報と共に、長居となっているトイレ個室を分かり易く表示する画面の例です。

詳細は「利用者用スマホ画面」をご確認ください。
以下は、センサーサイネージに長時間利用されているトイレ個室を分かり易く表示する例です。

このようなセンサーサイネージをトイレ施設内(入口部分や手洗い部分など)に設置する事で、長居を減らす等の効果も確認できております。
詳細は「トイレサイネージ」をご確認ください。
意識を保っている人を除外したい場合
単にトイレ個室内で長居している人(意識を保っている人)は除外し、意識が無くなった人を検知したい場合は、下記のような仕組みをご用意可能です。

トイレ個室内で意識はあるが気分が悪く救助が必要な人も検知対象にできます。
以下のような効果が期待できます。
期待できる効果 | 備考 |
---|---|
意識が無くなった人の救助 | 個室内で倒れてしまった方の救助 |
気分が悪い人の救助 | 個室内で気分が悪くなり動けなくなった人の救助 |
単に長居している人を除外 | 単にトイレが長くなってしまっている人を除外 |
病院やオフィストイレなど、トイレ内での事故からの救助に敏感な企業様に導入効果が期待できます。
利用する無線センサとスイッチ
トイレ満空を判断するドア開閉センサと、無線スイッチを利用します。

無線スイッチは、トイレ個室内の壁面に両面テープで張り付けます。
無線スイッチのボタンには、下記のようなシールを張り付けます。

「意識あり」ボタンは、トイレ個室に長居してしまっているが、意識がある人に押してもらうボタンです。
「ヘルプ」ボタンは、意識があるが、人の介助が必要な方に押してもらうボタンです。
意識がない人を検知する仕組み
小型スピーカーを接続した小型端末をトイレ内に設置します。
小型端末では、トイレ個室の長居を検知する時間を設定します。例えば、15分間以上、トイレ個室が閉まっていた際に、トイレ長居と判断する設定を行います。
トイレ長居と判断した際には、指定の音声アナウンスを1分毎にトイレ内に流します。

音声アナウンスでは、意識がある人はボタンを押すように呼掛けます。ボタンが押された際には音声アナウンスは停止します。
指定時間以上、ボタンが押されなかった長居トイレ個室があった際には、様々な手法で通知する事が可能です。例えば、20分間以上、トイレ個室が閉まったままで、音声アナウンスが流れていてもボタンが押されなかった際には、サイネージに目立つように表示したり、パトランプを稼働させたりすることが可能です。
以下は、警備室などで表示するトイレサイネージの画面例です。

複数のフロアのトイレ情報を一覧で表示し、指定時間以上、トイレ個室が閉まったままで、音声アナウンスが流れてもボタンが押されなかったトイレ個室を目立つように表示する事が可能です。
補足
- トイレ個室内の無線スイッチにて「ヘルプ」ボタンが押された際にも、同じようにサイネージに目立つように表示したり、パトランプを稼働させたりすることが可能です。
- 耳が聞こえない人がいる場合は、音声アナウンスではなく室内表示ランプを利用する事も可能です。
サービス料金
サービス料金は、初期費用と月額で構成されます。
初期費用は「機器料金」と「導入作業」です。月額は主に「プログラム利用料」となります。
サンプル料金は下記になります。
No | 内容 | 初期 | 月額 |
---|---|---|---|
1 | トイレ12箇所(各個室5個、計60個室)、警備室にサイネージ1台設置 | 約250万円 | 30,000円 |
- お見積は、ご要件をお聞きした上での個別見積となります。
- 料金はご要件や設置環境などによって変動します。
- 料金はボリューム割引が適用されます。
- 各トイレ施設に小型端末と小型スピーカーを設置します。
- トイレ個室毎に開閉センサと無線スイッチを配置します。
- 開閉センサではなく、鍵センサを利用する際は、初期料金は増加します。
- 各トイレ施設に設置する小型端末は専用LAN配線で接続するシステム構成での料金です。
その他のサービス項目
トイレIoTのサービス項目は下記になります。必要なサービス項目を選択いただけます。